不動産用語集

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あーるぴーえすせいど(こていわくせいど)

RPS制度(固定枠制度)

電気事業者に対して、自らの販売電気量の一定割合(基準利用目標率)について再生可能エネルギーの利用を義務付ける制度をいいます。
RPSは、Renewable Portfolio Standardの略語です。

電気事業者は、基準利用目標率を達成するために、自ら再生可能エネルギー源によって発電を行なうか、再生可能エネルギー電気を買い取らなければなりません。
その対象となる再生エネルギー源は、風力、太陽光、地熱、水力、バイオマスです。

RPS制度は、基準利用目標率が適切に設定されれば再生可能エネルギー利用の拡大が図られるほか、再生可能エネルギー源のあいだで競争メカニズムが働きその効率的な利用が進むと考えられていたが、電気事業者による買取量や買取価格の交渉・設定に当たっての片務性などから十分に機能しませんでした。そのため、FIT制度(固定価格買取制度)が導入され、RPS制度は2012年度に廃止されました。
参考文献:
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